梶原実業株式会社梶原実業株式会社

Project01佐世保道路4車線化事業

  • プロジェクト概要

    一般国道497号、西九州自動車道の一部区間として佐世保駅の海側を通る、全長約3kmの自動車専用道路「佐世保高架橋」。現在は、高速道路の運用としては全国的に危険とされる2車線の対面通行で供用されており、本工事は橋の両側を拡幅し、道路を4車線化する工事です。この整備工事により、『交通安全の向上』『地域活性化・利便性向上』『渋滞緩和』などが期待されています。

  • 向き合う困難

    既設橋の上部工・下部工を拡幅する工事は当社ではあまり実績がなく、正直、不安もありました。既存道路に新設道路をつなげる、と言うとシンプルですが、約15年前に造られた構造物の一部を撤去して新設領域との接合部を確認し、まずは拡幅可能かを見極めることからスタート。状況によっては既存構造物の調整工事を行う必要もあり、臨機応変な工程管理・労務管理が求められます。

  • 梶原実業だからできたこと

    本工事は九州でもレアな案件。非常に質の高い仕事が求められますが、言わば、これは当社の技術力への信頼の証だと考えています。初めての作業ばかりなので、皆で情報を共有し、常に状況を把握するという連携を大切に。当社の強みであり、自慢でもあるチームワークを活かして、ベテランと若手がお互いを支え合い、しっかりと力を発揮できる環境で日々業務に臨めていると感じています。

Interview溝上 哲
  • 当社ならではの連携を活かして。

    現在は本案件の管理職として、皆に指示を出し、現場をスムーズに動かす役割を担当しています。特に力を入れているのは、ベテラン・若手が良い意味で上下関係を感じさせないようなフランクな職場づくり。こまめな声かけで皆との距離を縮め、「見て覚える」「空気を読む」ではなく、「いつでも誰にでも聞きやすい」現場に。時代に合わせた環境の変化にも対応していきたいと考えています。

  • 本案件のような道路を供用しながらの工事は、地域住民の方々への配慮が求められるなど、技術だけではない難しさや大変さもあります。ですが、必ずそれ以上の「楽しさ」や「達成感」を感じられる仕事。現場が開通したら、実際に足を運び、きっと誰かに『自分の仕事』として誇りたくなるはず。この、スケールの大きなモノづくりに携わるからこそ出会える想いが、何よりのやりがいです。